エアコン工事前に最低限確認すべき5点
初めてエアコン工事を業者に依頼する人は、問い合わせ前に最低限5つのことを確認してください。確認しないと見積りが金額と実際の工事費用に大きな差が生じたり、最悪の場合、業者から工事を断られてしまうこともあります。
ではさっそく見ていきましょう。
エアコンの型番
「能力(kw)」や「搭載機能」によって使用する部材が異なったり、追加作業が必要だったりするため工事費用も変わってきます。そこでそれらを調べるにあたり型番をお知らせいただく必要があります。
最近ではインターネットでエアコンを安く購入し、工事はお客様自身で選んだ業者さんにお願いするパターンが非常に多いですが、その場合には自分が購入したエアコンの型番は控えておきましょう。
「メーカーと能力(kw)わかるけど、型番はわからない・・・」というお客様もよくいらっしゃいますが、機種によっては追加費用がかかってしまうものもありますので、型番は正確な工事費用お見積もりに必要な情報です。
配管穴
エアコンを取り付ける部屋の壁に直径65mmくらいの穴があいているか確認してください。
室内機と室外機をつなぐ配管を外に出すために壁に穴は必要になります。穴がない場合には基本的にエアコン工事業者の方で穴あけ作業を行いますが、別途費用となり、壁の材質によってその費用も変わります。
「配管穴がないけど、穴をあけたくない(大家から許可がおりない)」という時には、窓パネルという専用の部材を使用することも可能です。
専用コンセント・電圧
エアコン専用コンセントとは、エアコンでしか使用が想定されていないコンセントで、基本的には配管穴の近く、大人の目線以上の高さにあるコンセントです。
足元付近に多くあるコンセントとエアコン用のコンセントは何が違うかというと、電線が分岐しているかしていないか、です(エアコン用コンセントは分岐していない)。
エアコンは多くの電気を使用するので他の家電と同時に同一回路を使用すると、その電線が流せる電気容量を超えてしまい熱を持ち危険なため、エアコンのような大きな電気を使用するものは専用回路(専用コンセント)を使用します。配管穴の近く、大人の目線以上の高さにコンセントがあるか確認してください。
また,専用コンセントがある場合には「100V」か「200V」確認してください。200Vであればコンセントに赤字で「200V」と表記されているはずです。100Vの場合には刻字されています。
取付予定のエアコンの使用電圧・アンペア数がとコンセントと合わない場合にはコンセント交換、電圧変更作業が必要になりますので別途作業費用がかかります。
エアコン設置位置
「1階リビングに設置し、室外機は裏の庭におきたい」「2階寝室に設置し、室外機は直下の地面に設置したい」「3階子供部屋に設置し、室外機はベランダに設置」など、室内機と室外機の設置位置関係がわかるよう伝えていただければスムーズです。
位置関係により、高所作業や危険作業、配管延長などで工事総額も大きく変わるので事前に設置場所を確認しておきましょう。
作業スペース
作業スペースがないとエアコン工事もできません。
引越しの荷物、棚・机・タンスなどの家具、水槽、テレビ、パソコンなどは事前に移動しておいてください。
最低限、上記のことを確認してください。とりあえずこれだけ伝えていただければ、その他についてはこちらからご質問させていただき最終的に概算お見積もりをお伝えできるケースがほとんどです。
当社、にしだ設備は当ホームページを通して直接お取引させていただき、頼んで良かったと思って貰えるよう、丁寧かつ、綺麗な施行を心がけます。名古屋市周辺でエアコン工事のご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
現地見積もりをご希望の場合にはご相談ください。